ボードゲームのメモ帳

自分自身の理解を深めるメモのようなもの

11/04 持ち込みボドゲ会(まなび×あそびカフェ)

11/04 持ち込みボドゲ会@まなび×あそびカフェ
滞在時間16:30~22:00

本日遊んだゲーム

1、マジックラビリンス
めずらしく自身の持ち込んだゲームに興味を持っていただき、三人でスタート。魔法の壁をかわしながら、アイテムを集めていく記憶ゲームですが、老化の進んだ脳で記憶など出来る訳がなく何度も同じ壁にぶち当たり。を繰り返しながらも何とか一位になれました。

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2、お邪魔もの2
六人でお邪魔もの2を三回累計点数勝負。自分の引いたドワーフカードが勝利できるように、道を作って財宝をめざしたり、あるいはお邪魔ものになり、他のドワーフの道筋を邪魔したりします。立ち上げてくれた方が、非常に盛り上げてくれたため、混乱を極め4点しか取れず撃沈。

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3、ワインと毒とゴブレット
初プレイ。本日発売のゲームでしたが運良く遊ばせていただきました。殺害目標プレイヤーに毒を飲ませ、自分は生き残るのが目的ですが、ゴブレットがグルグル回されあっちに毒、こっちに解毒剤と訳がわからず乾杯されて、毒が入っているとわかりながら飲まされたり非常に盛り上がりました。多様なキャラクターを上手く使えるかがポイントですかね。3回遊んで2回が一位勝利でした。

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4、学園メテオ
初プレイ。隕石が落ちまくる終末の街中で、隠された自身のキャラクターの目的を達したプレイヤーが勝利の、B級映画のような若干イカ○たストーリーのゲーム。一回戦目は「ストーカー少女」であえなく敗退。二回戦目は「平凡少年」で見事勝利を手にしました。

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5、コロレット
初プレイ。同じ色のカメレオンを3色まで集めるほどプラス点、4色目からマイナス点となってしますゲームです。写真の通り色々揃えてしまい。低得点に。

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主催のまなび×あそびカフェさま、ゲームをお借りした方、一緒に遊んでくれた方、ありがとうございました!

FURY OF DRACULA (Third Edition) / ドラキュラの逆襲

Stephen Hand (Original Game Design) Kevin Wilson(Second Edition)
Frank Brooks(Third Edition)2015年
2~5人 14歳以上 120~180分

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[ストーリー]
西暦1898年。悪の権化たるドラキュラ伯爵がロンドンへと足を延ばし、吸血鬼禍を撒き散らしたのは8年前のことだった。少数精鋭の神を畏るる一団によって、この災いは阻止され、その企みは挫かれ、伯爵本人もドラキュラ城付近の深い闇のなかで消滅させられた。そう思われていたのだが……

 

 [大まかなゲームの流れ]
プレイヤーは、ドラキュラ役(1人)とハンター役(4人)に分かれて、ドラキュラは居場所を隠しながら罠を仕掛けヨーロッパを恐怖に陥れる事を目的とし、ハンター役はドラキュラの影響力が増す前に、急いでドラキュラを発見し倒さなければなりません。

 

[ルールと感想]
調べてみると、オリジナル版のゲームは1987年にリリースされているようで、今回は第3版らしいですね。ルールブックにもセカンドとサードのデペロップメントがそれぞれクレジットされています。

プレイ人数は一応2~5人となっていますが、ハンターは全員使用するので、例えば2人でプレイすると、ハンター役は1人で4役やることになります。

ハンターはドラキュラとの戦闘に備えて、大都市で武器やカードを揃えたりしながらも、列車なども使いつつドラキュラの潜伏先を探します。ドラキュラは移動を繰り返しながら一回移動するごとに様々な罠をしかけて、ハンターを足止めして世界に影響力を増していきます。

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※下の赤いカードがドラキュラの通った場所。上に乗っている手の影のカードが遭遇カード(様々な罠)で、ハンターがその場所に来るとカードは表になりその効果が発動されます。

ドラキュラとハンターが同じ場所にくればカードによる戦闘が開始されます。しかし相手はドラキュラ、強いカードを揃えておかなければ勝つことは難しい。

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※大都市で戦闘カードを補充しなくても、必ず使える3枚のカード。しかしドラキュラに決定的なダメージを与えられるカードはありません。返り討ちにあうでしょう。

更にドラキュラを倒すのに時間がかかりすぎて絶望トークンが3つ置かれると、タイトルである、ドラキュラの特殊能力「ドラキュラの逆襲」が発動され、ハンターに勝ち目はほぼ無くなるでしょう。

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※太陽の顔が絶望トークン置場で、一週間が過ぎるごとに一つ増えていく。影響力を表すマーカーが13を過ぎるとドラキュラの勝利です。

ルール修正が繰り返されているせいか、細かく「こういう時どうすればいいの?」という疑問は全てルールブックにのっています。そのせいかルールブックがやや重めに感じますが、実際のハンター、ドラキュラの手順はいたって簡単です。ちゃんと対人5人でプレイすれば盛り上がると思います。ドラキュラ役のプレイヤーを誰がやるかというのは結構重要で、ハンター役を楽しませるのも盛り下げるのも、やっぱりドラキュラ役のプレイヤー次第かなと感じました。それにしてもこのゲーム上でのドラキュラは強いですね。近年はクトゥルフはじめ様々なモンスターがいるので埋もれがちですが、30年前はドラキュラは強かったんです。このゲームではその辺ちゃんと扱われているので妙に納得してしまったのでした。

 [動画]

youtu.be

購入/駿河屋予約
値段/5,443円
状態/新品

10/30 名取盤友会

10/30 名取盤友会
東部市民センター大広間
13:00~20:00

本日遊んだゲーム

1、ペンギンパーティー

初プレイ。ピラミッド型にカードを並べていくゲーム。置けなかったカードがマイナス点に。二回戦して二回とも一位でした。奇跡。

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2、ロココの仕立て屋

初プレイ。仕立て屋のオーナーになって花火をあげたり彫像をたてたり、気が向いたら服を仕立てたりするゲームです。4ラウンド位まで手札3枚のところ何故か4枚持ってしまうというイカサマプレイで、ぶっちぎりのトップでした。すいません・・・

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3、暗黒議会

初プレイ。魔界の永田町で汚い手を使ってでもお金を増やしていくゲームです。結構な重ゲーでした。計算しながらうまくやっているつもりでも終わってみれば4人中3位。先を予測する能力が足りてないですね。

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4、ポイズン

初プレイ。最後に余った時間でポイズン。13点を超えないように順番に薬を壺に投入していきます。二回やって1位2位と健闘しました。

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主催の名取盤友会さま、ゲームをお借りした方、一緒に遊んでくれた方、ありがとうございました!

The Big Book of Madness / 大いなる狂気の書

Maxime Rambourg 作 2015年
2~5人 12歳以上 60~90分

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[概要]

この「四大元素の学院」の地下には、世界で最も大きな魔法図書館が隠されています。その書庫にある大魔導書「大いなる狂気の書」からパワーを得ようと表紙を開いたとき、その過ちに気付きました。「大いなる狂気の書」は一種の牢獄であり最凶の魔法モンスターが封印されていて、本を開くことによりそれらを解き放ってしまったのです。あなたたちは急いで周囲の書庫から最適な呪文を習得して脱出しなければなりません。しかし相手は最凶のモンスター。一目見るだけで狂気に陥ってしまうかもしれません。

 

[セットアップ]

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[大まかなゲームの流れ]

四大元素のカードでデッキを構築して、呪文を覚え発動し、呪いを破壊しながら6体目のモンスターを倒す協力ゲームです。手札6枚の全てが狂気カードで埋まるとそのプレイヤーは脱落します。

 

[ルールと感想]

まずは8人のキャラクターから自分のキャラクターを選びますが、この既視感・・・はいペルソナですね。非常に個性豊かで、最初に持っているカードもそれぞれ違います。

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基本的には自分のデッキからカードを引いて、四つの元素(火、風、土、水)のカードをプレイして自身のデッキを強化する。もしくはモンスターの呪いを破壊する、しのぐ。そして6体目に出てくる、ラストモンスターの呪いを破壊すればプレイヤーの勝利出来なければプレイヤーの敗北です。

 

呪いの破壊は指定された元素のカードをプレイするだけですが、これがなかなかシビア。最高人数である5人でプレイすると、ラスボスまでにたった6回しか手番が回ってこないので、デッキを強化する時間すらないです。

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※一枚の呪いを解除するのに四つの別々の、あるいは同じ四つの元素が必要。呪いはどんどん実行されてゆっくりデッキを作るヒマはありません。

 

ラスボスは5つの呪いを破壊しなければゲームオーバーです。

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※この場合、全ての元素の数が6個ずつカードで揃えられなければ「おしまい」です。

 

さらに治療しないとどんどん手札にたまっていく狂気カード

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※手札の6枚が狂気カードになってしまうとそのプレイヤーは脱落です。

 

協力系のボードゲームはだいたい勝利の難易度が高く、失敗の可能性も高くなっていますが、このゲームももちろん簡単ではありません。呪いを完全に避けるのはほぼ不可能だし狂気カード容赦なくたまっていきます。しかしギリギリ生き残ることはできます。だけど生き残るのが目的ではなく最後のモンスターを倒すためにはデッキの構築や魔法の習得も非常に重要になるのです。あー序盤で呪い受けまくって絶対クリア無理!と、あーラストギリギリ倒せそうじゃない?のバランスがとてもよくできたゲームだと思いました。

 

[動画]

youtu.be

 

購入/ヨドバシカメラ仙台店
値段/円
状態/新品

 

Tortuga / トルトゥーガ

Jay Cormier & Sen-Foong Lim 作 2014年

2014年 2~4人用 8歳以上 35分

 

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[概要]

プレイヤーは命知らずな海賊になり、カリブ海の珍しい宝を探しに行きます。目的地は海賊の街トルトゥーガです。そこに行けば獲得した宝を確保でき、ほかの海賊たちに認められるでしょう。でも道のりは遠く、襲撃や財宝をめぐる海戦は数えきれません。役に立つのは大きな艦隊、有能な船員、船と海賊に対抗できる大砲とサーベルだけです。

 

[セットアップ]

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[大まかなゲームの流れ]

ダイスの目を駆使して、宝箱を安全地帯(トルトゥーガ=島の名前)に運んでいきます。海賊ですので他のプレイヤーの宝を奪ったり、奪われたりします。最終的に宝箱やその他の財宝の得点の一番高いプレイヤーが勝利です。

 

[ルールと感想]

まずは他のプレイヤーに見えないように5個のダイスを振ります。ダイスの目は「艦隊」「船員」「宝探し」「砲撃(大砲)」「襲撃(サーベル)」「ドクロ」の六種類。出た目から好きなアクションを一つずつ選び、すべてのダイスを確定させるまでダイスを振り続けます。宝探しは自分で宝箱を取ってこれますが、「砲撃(大砲)」「襲撃(サーベル)」で他のプレイヤーから宝箱を奪ってくる事もできます。

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 宝箱を一番左の「トルトゥーガ」まで運べば、もう他のプレイヤーが奪いに来ることはありません。そうして誰か一人のプレイヤーが「トルトゥーガ」に6個の宝箱を運び終えるとゲーム終了で得点計算となります。

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ルールはいたって単純で、コンポーネントもカラフル、しかもテーマは海賊。のせいか子供が喜ぶ要素たっぷりです。ただ宝の奪いあいになりがちなので子供同士で険悪なムードに・・・なるほどでもありませんでした。大人同士だと面白い展開もつまらない展開も一緒に遊ぶ相手次第かなという印象です。

 

 [動画]

youtu.be

購入/東北ボードゲームフリーマーケット
値段/円
状態/中古

GLENN'S GALLERY / グレンズギャラリー

Riner Knizia作 2010年
3~5人用 10歳以上 60分

 

[概要]

町で最も悪名高いアートディーラー「グレン」。彼の元で働くのは容易なことではありません。確かに彼のギャラリーは多様なすばらしい芸術を扱っています。そしてスタッフ達にも専門性をもった能力を求めてくるのです。もしグレンが愚かな社員だと判断すれば、あなたの席は明日の朝には無くなるかもしれません

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[大まかなゲームの流れ]

最も最近、美術学校を卒業したプレイヤーから左回りに手番をおこないます。

それぞれのプレイヤーがカードを順番にプレイし、5つのボードから最終的に何枚のカードがプレイするか予測し得点を稼いでいきます。

 

[セットアップ](3人)

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[プレイと感想]

順番に手札を2枚プレイして(強制)その後ギャラリーに最終的にプレイされるカードの枚数を予測してマーカーを置きます(任意)これを繰り返して、全員が最後の一枚を手札に残した状態で、結果を計算して1ラウンド終了です。

 

予測しやすい数字は点数が低く、予測が難しい(後半にならないと予測できない)場所の点数は高くなっています。

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予測がはずれると容赦なくマーカーが没収され、次回のラウンドで予測できる数が少なくなるのですが、慎重になりすぎると他のプレイヤーに先を越されます。

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 ※順調に予測していても美大生のカードをプレイされると顧客が減るはめになります

 

最終的な点数計算もシビアで5点以上ないギャラリーの点数は0点とみなされます。

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アートギャラリーのボードのビジュアルが素晴らしいのですが、ゲームはそんなに派手な展開はありません。始める前は、予測ってカンの要素が強いと思っていましたが、自分の手札と徐々に明らかになっていくカードで予想はできます、あとは大きく賭けるか慎重確実にいくか性格が出るゲームでした。ルールは簡単ですがカードの予測はやはりそこそこに大人向けでしょうか。

 

 

[動画]

youtu.be

 

[購入データ]

購入/東北ボードゲームフリーマーケット
値段/円
状態/新品

Ciúb / キューブ

Tom Lehmann 作 2014年
2~4人用 10歳以上 45分

 

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[概要]

年に一度の魔法使いの集会であなたの力を見せつけましょう。魔法生物の力を借り、ダイスによって与えられる様々な能力を使います。有力な魔法カードの助けを得て、あなたの力を示す「最高傑作」という冠を載冠する方法を見つけだします。しかし、ダイスの力を過小評価してはいけません

 

[大まかなゲームの流れ]

最近魔法を唱えるところをみた、もしくは自分自身が唱えたプレイヤをーから左回りに手番をおこないます。

全7色7種のダイスを増やしたり交換したりしながら振って、得点のついたカードの条件を満たして得点を稼いでいきます。

 

[セットアップ](4人)

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[プレイと感想]

ドイツ語ですが、手順は手元のシートに書いてあるのでその通り進めれば大丈夫。基本の白いダイスにのみある「ダイス交換」を使いながら、場に出ているカードで揃えられそうなものを考えながらダイスを揃えていきます。各色のダイスにはダイスの目に応じた妖精やモンスターの絵が添えられています。

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ダイスは振る度に必ず一個を確定させるか交換しなければなりません。もしカードを取れなくても、その場合は次の手番に使えるダイスを一個取れます。

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後半、カードの点数は上がっていきますが、その分ダイスの目を揃えるのが難しくなってきます。

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※左初期 揃えやすいが点数は低い。右後半 ダイスをうまく組み合わせないと簡単には取れない

 

山札の最後がめくられたあと、最初にカードを取ったプレイヤーが5ポイントもらい、残りのプレイヤーで最後の手順を行なって、カードの点数の一番高いプレイヤーが勝利です。

 

サイコロなので運要素が強いと思いきや、各色のダイスの特徴が個性的で、直感的ながらもカードやダイスの選び方は重要です。またカードの予約や取り除くというルールによって他のプレイヤーの邪魔をするのも意外と重要です。どんどん手順は進行しますが後半のカードの条件は意外と手強く、自分の狙っていたカードが他のプレイヤーに取られてしまうとかなり悔しい。ルールもさほど煩雑でなく気軽にできるダイスゲームでした。

 

[動画]

www.youtube.com

 

購入/東北ボードゲームフリーマーケット
値段/円
状態/中古