Ciúb / キューブ
Tom Lehmann 作 2014年
2~4人用 10歳以上 45分
[概要]
年に一度の魔法使いの集会であなたの力を見せつけましょう。魔法生物の力を借り、ダイスによって与えられる様々な能力を使います。有力な魔法カードの助けを得て、あなたの力を示す「最高傑作」という冠を載冠する方法を見つけだします。しかし、ダイスの力を過小評価してはいけません
[大まかなゲームの流れ]
最近魔法を唱えるところをみた、もしくは自分自身が唱えたプレイヤをーから左回りに手番をおこないます。
全7色7種のダイスを増やしたり交換したりしながら振って、得点のついたカードの条件を満たして得点を稼いでいきます。
[セットアップ](4人)
[プレイと感想]
ドイツ語ですが、手順は手元のシートに書いてあるのでその通り進めれば大丈夫。基本の白いダイスにのみある「ダイス交換」を使いながら、場に出ているカードで揃えられそうなものを考えながらダイスを揃えていきます。各色のダイスにはダイスの目に応じた妖精やモンスターの絵が添えられています。
ダイスは振る度に必ず一個を確定させるか交換しなければなりません。もしカードを取れなくても、その場合は次の手番に使えるダイスを一個取れます。
後半、カードの点数は上がっていきますが、その分ダイスの目を揃えるのが難しくなってきます。
※左初期 揃えやすいが点数は低い。右後半 ダイスをうまく組み合わせないと簡単には取れない
山札の最後がめくられたあと、最初にカードを取ったプレイヤーが5ポイントもらい、残りのプレイヤーで最後の手順を行なって、カードの点数の一番高いプレイヤーが勝利です。
サイコロなので運要素が強いと思いきや、各色のダイスの特徴が個性的で、直感的ながらもカードやダイスの選び方は重要です。またカードの予約や取り除くというルールによって他のプレイヤーの邪魔をするのも意外と重要です。どんどん手順は進行しますが後半のカードの条件は意外と手強く、自分の狙っていたカードが他のプレイヤーに取られてしまうとかなり悔しい。ルールもさほど煩雑でなく気軽にできるダイスゲームでした。
[動画]